自己紹介


Kindle Unlimitedでコレ読める!自己紹介はじめまして!
「Unlimitedでコレ読める!」の管理人、
コレヨメ(@kndlunlmt)です!
お風呂読書が大好きで、Kindle Oasisを愛用しています。


Kindle Unlimitedに加入したわけ

子供の頃から起きている間は何でもいいから読んでいたい活字中毒タイプ。小説もノンフィクションも、漫画も写真集も、ハウツー本から辞書まで何でも読みます。これまでに本に費やした金額は考えたくないです……。唯一最大の趣味が読書と言っていいと思います。

自分で働いて本を買っているぶんには良かったのですが、専業主婦になって、家計をちゃんと考えなくちゃいけない段階を迎え、書籍費がかなりの額になっていることが判明。このままではヤバい、とガクガクブルブルしていたら、知人から「何でもいいから読みたいなら、Kindle Unlimitedがおすすめだよ! 自分は一度入ってみて、それほど乱読じゃなかったから、一冊ずつ購入したほうがいいと思って辞めたけど、辞書まで読んじゃうあなたならきっと向いてると思うよ」と薦められました。おかげで充実の読書ライフです!

とはいえ、紙の本も大好きなので、手元に残したい本やコミック、ミステリーの文庫新刊(これは読み終わってすぐに古書買取屋さんにお願いしています。読むのが早く、汚さないため、高く買い取ってもらえます)などは購入しています。壁一面に作った本棚がすぐにいっぱいになってしまうので、定期的に入れ替えています。

Kindle Unlimitedに入る前は、月の書籍費が平均25,000円でしたが、今はUnlimitedの会費を含めても10,000円前後となりました。助かる!!! でもそうなったら、これまでは我慢していた高いハードカバーの本を買っちゃったりするのですけどね。

Kindle端末愛用歴

2013年、とある病気で入院をしたときに、読むものが足りなくなり、急遽家族に差し入れてもらったのがKindle Paperwhite(第1世代)です。最初に購入したのは『乙嫁語り』でした。病気の治療のため、絶食が数週間続いており、『乙嫁語り』の市場での食事シーンとか、ものすごくお腹が空いて辛かったです……。画面を拡大できるので、森薫先生の細かい描き込みをじっくり見られて良かった。それから『Dr.DMAT〜瓦礫の下のヒポクラテス』、入院中に医療モノを読むと感情移入しちゃいますね。

数年後、突然Kindleがスクリーンセーバーのまま、うんともすんとも言わなくなりました。Amazonのカスタマーサポートにチャットで問い合わせたところ、充電ポートが壊れていて、充電切れの状態が長く続いたために起動しなくなったようだ、とのこと。Kindleの保証期間は1年間で、期間が切れているため、修理や交換はできないと言われ、あまりにがっかりした様子の私に、チャット相手の方が、確か300円のクーポンをくれたのでした。ありがとうAmazonの中の人!

しばらくは家族が使わなくなっていたKindle Paperwhiteを借りたり(アカウントを変更すればすぐ使えるのが便利)、Androidタブレットに入れたKindleアプリで読んだりしていましたが、2018年にKindle Oasis(第9世代)を購入しました。Oasisにした決めては、上にも書いたとおり防水仕様! 高かったけれど、気兼ねなくお風呂で読めるのが最高です。

ところがこのOasis、購入後3ヶ月ほどで、画面が真っ白になり、全く反応しなくなってしまいました。またまたカスタマーサポートにチャットしたところ、無料で交換してくれました。さらに、一緒に買った画面保護フィルムに相当するアマゾンポイントもくれました! 太っ腹中の人!! 交換されたOasisはもしかしたら再生品か、外箱に傷があったものなのかな? 外箱が普通のボール紙製みたいな感じでした。でも使用感はなく、安定して動いてくれています。

好きな本

ジャンルは問わず、どんなものでも読むし、たいがい面白いのですが、その中でも特に好きなものをご紹介します。

国内の作品

小説

一番好きで絶対にハズレがないのが、津村記久子さん。なかでも一番のお気に入りで、何度も繰り返し読むのが『カソウスキの行方』です。カソウスキってなんだろう? とタイトルで不思議に思わされて、ああ、そういうことね! 学生の頃、これに近いような妄想をしたことがあるなあ。でも社会人ならではの苦味が加わって、少し切なく、心から登場人物たちの幸せを願いたくなります。あと、『ウエストウイング』『エブリシング・フロウズ』の二冊もいいです。両方に登場する、絵が得意なヒロシくんが魅力的。小中学生のうちは、地味で冴えなくて、女の子にモテないだろうけど、大人になったら絶対かっこよくなるタイプです。ヒロシくんの成長を見守りたいです!

新刊に期待して、絶対裏切られないのが三浦しをんさん。『舟を編む』の西岡さんや、『神去なあなあ』シリーズのヨキ、『まほろ』シリーズの星くんみたいに、一見チャラくて悪そうだけど熱い気持ちを持っている”しをん系男子”(よしながふみさんの”よしなが系男子”にちょっと近い)がかっこいい。反対に、真面目で割りを食いがちな馬締さんや多田さんも芯が強くていい。でも一番衝撃を受けたのが『光』。日常に黒々と口を開けて転がっている暴力、虚無、性が容赦なく描かれていて、読後感は悪いのですが、感想を聞かれたら傑作ですと言うしかない。桜庭一樹の『私の男』、東野圭吾の『白夜行』がはまった人なら是非。

あとは、
舞城王太郎『阿修羅ガール』『淵の王』舞城王太郎の「愛する人を助けに行く話」がたぶんすごく好きなんだと思います。ディスコ探偵水曜日あたりで一時期脱落してましたが、また好きになりました。
金城一紀『対話篇』収録の「花」がもうたまらなく美しい。映画では柄本明の若い頃が加瀬亮なのがちょっと微妙な気がします。加瀬亮はいいと思います。もう脚本しか書かないのかなあ。
いしいしんじ『ぶらんこ乗り』『プラネタリウムのふたご』『トリツカレ男』『ポーの話』実在の地名が出てくるようになってからは、自分とは合わなくなった感じですが、『トリツカレ男』はいつ、何回読んでも号泣。
吉田修一『最後の息子』収録の「Water」。『悪人』でも『怒り』でもなく、これが好きです。吉田修一は作品ごとにまるで別の作家さんみたいになるのが面白い。

これら以外に出たら読む! なのは宮部みゆき(杉村三郎シリーズと『蒲生邸事件』が好き)、仁木英之の僕僕先生シリーズ(もう終わっちゃう)、米澤穂信(後味が悪くて嫌な気持ちになるのだけれど、つい読んでしまう)などなど。

エッセイ

須賀敦子さん。さん付けでお呼びしていいかどうか迷うところですが、美しく凛とした文章の底を流れる悲しみに、胸を打たれるのです。旦那さまのコルシア書店のペッピーノことジュゼッペ・リッカ氏とはわずか5年の結婚生活でした。短い結婚生活が、その後何十年も豊かに香り続ける思い出となって、紡ぎ出されていったのですね。
星野源さん。音楽家としての星野さんの大ファンでもありますが、エッセイもまた素晴らしい。初エッセイ集『そして生活はつづく』の「ひとりはつづく」、ひとりが好きだけど、そうならなくても構わない場面でもひとりになりがちな人の気持ちを綴っています。たぶん周囲からは、いつも友だちに囲まれて楽しそうに思われている人の中にも、共感する人は多いのではないでしょうか。

ノンフィクション

高野秀行さん。こんなめちゃくちゃな旅はできないので、面白くてはまりました。特に好きなのが『移民の宴』。日本に住んでいる外国人の方々が、どんな食事をしているかを探ったものです。珍しく日本から出ない本なのに、様々な文化を知れて面白く、読み応えがあります。全部美味しそう!
ヤマケイ文庫の”ドキュメント遭難”シリーズ。『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか』が評判で読み始めました。自分と縁のない登山ですが、あっけなく人が亡くなってしまうことに衝撃を受けました。ほんの僅かな準備や意識の差が生死を分ける怖さがあります。
子どもや若年層の貧困に関する本は筆者、レーベルを問わずできるだけ読むようにしています。少し古い本ですが、『反貧困-「すべり台社会」からの脱出』で、経済的貧困だけでなく、社会的貧困、つながりの貧困を知りました。これは自己責任で片付けるべきものではない、と思い、社会的貧困の根源にある子どもの貧困への理解を深めたいと考えています。
子どもの社会的つながりからの関連で、『死刑でいいです―孤立が生んだ二つの殺人』を読み、発達障害と少年犯罪の問題にも関心をもつようになりました。

海外の作品

小説

一番好きなのはポール・オースター。何度も読み返すのが『最後の物たちの国で』です。現在は絶版なのですね。これは架空の国を題材にしたディストピア物ですが、私はユーゴスラビア紛争を思い浮かべながら読みました。1987年の出版だし、オースター自身はインタビューの中でスターリン時代、第二次大戦などの歴史に基づいた物語だと話していますし、書き始めたのも15年前とのことなので、バルカン半島での紛争とは関係ないのですが、ニュースで見たボスニア・ヘルツェゴビナの惨状が結びつき、今そこで起きていることのように思えたのです。次に好きなのは『ティンブクトゥ』。ティンブクトゥとはかつて「黄金郷」とも称されたアフリカ、マリの都市の名前ですが、たぶんたどり着けないユートピアのような意味でタイトルにされているのではないでしょうか。亡き飼い主が死後に行くと言っていたティンブクトゥを目指す犬の物語。犬好きの私はもう涙ボロボロでした。

犬つながりで、これもまた絶版になっていますがディーン・クーンツの『ウォッチャーズ』。クーンツの最近の作品は正直ハズレかな、と思いますが、『ウォッチャーズ』は最高! 何回読んでも号泣に次ぐ号泣で、過呼吸になりそうです。これを読んで、ゴールデンレトリバーを飼いたくなりました。またまた絶版で犬が出てくるロバート・R. マキャモンの『少年時代』もいいんですよねー。

次に好きで新刊が出たら必ず読むのがカズオ・イシグロ。なんと言っても一番心に残っているのは『わたしを離さないで』。またこれもディストピア物ですね。ドラマや映画になっているので、ストーリーをご存知のかたも多いでしょう。自分のために、他人をモノとして犠牲にしていいのか、と問われたら、誰でも良くないと答えるでしょう。でも、それが命との交換だったら? 例えば苦しんでいる人を見過ごすことも、この延長線上にあるのではないか? そんなふうに考え込んでしまいます。

同じくらい好きなのがスティーブン・キング。キング自身が一番愛着を持っているという『リーシーの物語』、いやいややっぱり『グリーン・マイル』でしょ、怖くて悲しい『ペット・セメタリー』、『シャイニング』の続編『ドクター・スリープ』も良かったし、『11/22/63』には泣かされる、とNo.1は選べないです。

それからジョン・アーヴィング。『サイダーハウス・ルール』が好きです。望まれない子として生まれ、孤児となった主人公の物語。初めて読んだのはもう20年以上前になるのですが、今でも時々、彼は幸せになっているだろうか、幸せでありますように、と願ってしまいます。

作者、国にかかわらず目についたら読むのが海外ミステリー。現代を舞台にしたミステリーは、社会情勢やその国の常識と切り離せないので、いろいろな国の事情に通じることができます。最近は北欧ミステリーも多く翻訳されていますね。アンデシュ・ルースルンドの『熊と踊れ』『死刑囚』、レイフ・GW・ペーションの『許されざる者』、アーナルデュル・インドリダソンの捜査官エーレンデュルシリーズ(とにかく寒そう)、ジョー・ネスボのハリー・ホーレシリーズ(職場と住まいが近くて羨ましい)と、読み応えのある作品が多いです。
ドイツミステリーの代表格ネレ・ノイハウスの作品は、刑事といえどワークライフバランスが守られている感じが面白いし、ミステリーと純文学のあわいにいるフェルディナント・フォン・シーラッハも読後感の重みがすごいです。

毎回超弩級の作品をぶち上げてくるのがドン・ウィンズロウ。『犬の力』『ザ・カルテル』『ダ・フォース』と、これでもかと重たいパンチを打ってきます。ハードボイルド版ライ麦畑でつかまえてと呼べそうな『ストリート・キッズ』とは全然別人になってます。

ジェフリー・ディーバーでは、四肢麻痺の名探偵リンカーン・ライムと射撃もドライビングテクニックも超一流の美人捜査官アメリアのシリーズも、もう12作目。ライムシリーズのおかげで証拠保全にはうるさくなりましたよ! 私は介護士のトムのファンです。言いにくいことを上品にズバッと言うのが素敵。ディーバーもほとんど読んでいるので、一体何冊買ったんでしょうか。

海外ミステリーは、本屋さんの平台に並んだら一通り読む感じなので、「これ、どうだった?」と聞いてくだされば、星いくつでお答えしますよ!

ノンフィクション

ダン・アリエリー教授の行動経済学がお気に入り。私がなぜダイエットできないか、無駄遣いをしてしまうのかわかります(が直せない!)。なにかトラブルがあったときにも、「ははーん、これは行動経済学でいうアレだな?」と思えるので、笑って流せますよ!

それから、トーマス・トウェイツの『ゼロからトースターを作ってみた結果』『人間をお休みしてヤギになってみた結果』、A.J. ジェイコブズの『聖書男』『健康男』のような、不真面目なことに真面目に取り組むのが大好き。こういうふざけ感って、日本のノンフィクションにはなかなか見当たらないような気がします。

学術的な内容を、平易に説明してくれる本も、海外ノンフィクションには豊富です。
スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナーの『ヤバい経済学』、ダニエル T.マックス『眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎』、シャロン・モアレム『迷惑な進化 病気の遺伝子はどこから来たのか』あたりはミステリーを読むような面白さです。デヴィッド・スタックラー/サンジェイ・バス『経済政策で人は死ぬか? 公衆衛生学から見た不況対策』は最近読んだ中で最も衝撃的でした。日本の経済政策、みんな死んじゃう!!

まんが

まんがはもう語りだしたら止まらないです! おすすめまんがベスト10みたいな記事に出てこないけど力強くおすすめしたいものだけご紹介します。できるだけ完結しているものを。
『神様がうそをつく。』尾崎かおり 全1冊だけど、ものすごく濃い読書体験になるはず。何度読み返しても同じところで号泣してしまいます。読んでいない人、損してるよ!
『ママゴト』松田洋子 東日本大震災直後、あまりの衝撃に、文章もまんがも読めなくなってしまった時期がありました。そんな中、最初に読めるようになったのが、コミックビームに連載されていた『ママゴト』でした。
『ペット リマスターエディション』三宅乱丈 ビッグコミックスピリッツでの連載が微妙なところで終わってしまった『ペット』(こんな傑作を打ち切りにするなんて! と毎週買っていたスピリッツをやめるきっかけになったのでした)。それが150ページの最終回を追加、全般に加筆修正されてビームから出たのがリマスターエディションです。絵柄はちょっと粗く、とっつきにくいかもしれませんが、BLっぽくなるギリギリのところで魂のつながりを描いていて、韓国フィルム・ノワールとか好きな人に嵌りそうな気がします。
『デボネア・ドライブ』朝倉世界一 キュートでかっこよく、ゆるいのに疾走感がある、最高のロードコミック。移動ルートが東日本大震災で大きな被害があったエリアなんですよね。フィクションのなかの人たちなのに、みんな無事に、元気でいるかなあと思ってしまいます。
『金の国 水の国』岩本ナオ これは『このマンガがすごい!2017』のオンナ編第1位になったのでご存知のかたも多いでしょう。マインドイケメンとマインド美女ってこういうものなんだよ! ただイケ※ただしイケメンに限る、とか言ってる場合じゃないのです。『雨無村役場産業課兼観光係』も、マインドイケメン&マインド美女の恋物語ですよ。
『螺旋じかけの海』永田礼路 遺伝子操作が発達した未来を描くバイオ医療SF。でもハードじゃなくて温かく悲しいのです。作者の永田さん、現役のお医者さんなのですね。一話完結で2刊まで出ています。
『リウーを待ちながら』朱戸アオ 日本ののんびりした町でペストのアウトブレイクが発生したら、という状況を、リアリティを持って描いています。パンデミック物まんがの最高峰だと思う。もとは2012年に出版された『Final Phase』で、こちらも読み応えあり。ずっと絶版になっていて、中古を探し回って入手したのですが、Kindleで読めるようになっています。
『レジより愛をこめて~レジノ星子~』曽根富美子 まんがサイトの広告がショッキングだった『親なるもの 断崖』の曽根さんがスーパーのレジで働くことになった「お仕事エッセイまんが」。さすがにベテランの漫画家さんだけあって、よくあるコミックエッセイとは一線を画し、まんがとしての密度、完成度が高い! これを読んでから、レジの方には必ず「ありがとうございました」って言うようになりました。

現在連載中の作品からはこれをひとつ。
『僕はまだ野球を知らない』西餅 このところ、スポーツ界のパワハラ問題、甲子園暑いのにマジでやるの問題など、スポーツを巡る問題がいろいろと明るみに出てきていますが、これはそういうの全く関係なし! 根性・気合・我慢なし、セイバーメトリクス(野球統計学)を駆使して野球未経験監督と弱小チームが強くなっていくストーリー。妙にテンポが良く、絵が淡々としているところがツボに入り、現在絶賛おすすめ中です。絵が下手などとレビューでは言われていますが、この絵柄だから暑苦しくなく良い感じなのですよ!

読書は最高の趣味だ!

もうキリがないのでこのあたりにしておきますが、読書ってめちゃめちゃコスパのいい趣味です。1冊1000円前後で、全く知らなかった世界に連れて行ってくれるんですから。わたしひとりが体験できる人生は僅かなものですが、読書のおかげで世界や時間を思うままに飛び回り、宇宙から体内まで、行けないところはないのです。読書中毒のみなさん、ぜひ語り合いましょう!