漫画家、パーキンソン病になる。/島津郷子(Kindle Unlimited)

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パーキンソン病をご存知ですか? マイケル・J・フォックスが30歳のときに発症した病気です。主な症状は、安静時振戦(じっとしているのに体が震える)、アキネジア(動作の開始が困難、無表情になる)、筋強剛(他人が手足を動かそうとすると、関節が固くこわばってしまう)などで、40代以前に発症すると「若年性パーキンソン病」と言われます。現在、厚生労働省が定める特定疾患となっています。最近、iPS細胞を使った治療の治験が始まる、というニュースがあり、患者の方々の期待が高まっています。

iPS、研究から治療へ 求められる高い安全性 パーキンソン病治験開始
iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使ってパーキンソン病患者の治療を目指す世界初の治験を開始すると30日、京都大のチームが発表した。早期の実用化に向けて期待が高まる…

実は私も特定疾患、いわゆる難病を持っているので、パーキンソン病の治療には一方ならぬ関心を持ってきました。難病全体への医療費を抑える方向に進んでいるので、もしパーキンソン病が完治する病気になったら、他の難病患者も助かるのです。

パーキンソン病の説明はこれくらいにして、本の紹介です。
島津郷子さんは手先の動きが重要な漫画家さん。月に100ページも描くほどの売れっ子でした。ペンを持つ手が震え始め、過労で体調不良かな? と病院に行って、そこから7年間もなんの病気だかわからず、連載の中断を余儀なくされます。7年も? と思うかもしれませんが、難病の中には、診断がつくまで非常に時間がかかるものも少なくありません。私の病気も、おかしいな、と思ってから病名がはっきりわかるまで、5年くらいはたっています。

病名がつかない苦しみ、不安、確定診断をもらってからは厳しい投薬や手術と、つらい日々がつづく島津さん。しかし、「また漫画を描きたい」という強い気持ちで、復活を果たすのでした。
病気の話をされている記事はこちら。
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/206957?page=1

まだ声の出も悪く、手の震えもおさまらないなかで書かれたなんて、すごいです。

漫画家、パーキンソン病になる。 (ぶんか社コミックス)
ぶんか社
女性コミック誌『YOU』で「ナース・ステーション」という作品を10年以上にわたり連載していた人気作家が人気絶頂期に異変。休載を余儀なくされ、ドクターショッピングの末、ついにパーキンソン病と診断。入院や薬物療法から、脳への電極埋め込み手術を受けるまでを余すところなく描いた渾身のエッセイ。手術後の現在も声は出ず、歩行も困難な著者が、進行していく病と向き合いながら、震える手で、ペンを握りしめ、描き、生きる姿に涙が止まらない感動の一冊です。

難病を描いたコミックエッセイでは、こちらが大傑作です。表紙は怖いけど、涙あり笑いありの名作。※Unlimited対象ではありません。

ふんばれ、がんばれ、ギランバレー! (モーニングコミックス)
講談社
函館の病院で働く22歳の新米看護師・たむらは、ある日突然原因不明の高熱に襲われ、動けなくなってしまう。いくつかの病院を転々とした後、たむらは脳神経内科のサトウ医師により、ギラン・バレー症候群と診断される。身体の自由と普通の日々を奪われてしまったたむらの、長く険しい闘いの日々が始まった――。

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